会社名の意味について
いつも大変お世話になっております。
初めてお会いする方からよく、「会社名のフォー・エストというのはどのような意味ですか?」と聞かれます。
フォー・エストという言葉は標準語にもないので、何かの造語だろう、、そして造語であるからには何かオリジナルの意味が込められているに違いない、、
そのような仮説のもとにご質問を頂くのだろうと思います。
また、その質問をすることで、初対面の人となりや考え方等を理解しようと努めて頂いているのかも知れません。
いずれにしても、何か少しでも興味を示していただけるのは大変嬉しいことだと思いながらお答えするのですが、、今日はフォー・エストという会社名の由来と意味について補足させていただければと思います。
会社名の由来
会社名は代表である私の名前「森」に由来しています。
森の英語が forest なので、それを for と est に分解したものとなります。
創業者の名前を英語にしたという意味では福岡県の久留米市で創業したブリヂストン社を参考にしたところもあります。
社名の由来は、創業者の石橋正二郎にちなみ、英語の「ブリッジ」(橋)と「ストーン」(石)を合成したものである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブリヂストン社の創業者である石橋正次郎氏はストーンブリッジだと語呂が悪いので逆さにしてブリヂストンにしたとのことです。
弊社では順番を入れ替えることもなくそのままフォー・エストといたしました。
語呂は悪くないと思うのですが、(電話での会話のシーンなど)音に出したときに聴き取りづらいという難点が少しありますが、、この点は将来的には知名度でカバーしていくしかないのかも知れません。
会社名の意味
フォー・エストに込めた意味、そして理念ですが、先に forest を for と est に分解したと説明しました。
for が前置詞として、EST はそれ自体で何かの単語に該当するものではありませんが、~est という英語の比較級の「最上級」のシンボルとして考えました。
smartest(最高にスマート)、kindest(最高に親切)、、というように、多くの場合に形容詞の最後に「est」 をつけることはご存じの通りだと思います。
前置詞の for には「目標や目的地など、何かに向かっている方向性」をあらわす概念が中心にあると言われています。
要するに、「最上級のものに向かって進んでいく」または「いつまでも最上級のものに到達する過程であることを肝に銘じ、常により良い最上級のものを目指していく」というマインドセットを掲げたものとなります。
HPの冒頭に「不断の努力と研鑽で最上級の結果を目指す」と掲げていますが、まさにこれを我が社のDNAとしていきたいというのが会社名に込めた意味となります。
人的資本という考え方
不断の努力と研鑽で最上級の結果を目指すのは、不動産でも他の資産でもなく、私を含むフォー・エストのメンバー一人ひとりです。
フォー・エストではビジネスモデルとして記述したように、バランスシートの右側をHuman Capital として、資産にバランスするものはすべてメンバーそれぞれの資質(人的資本の質)にあるという考えのもと、成長のサイクルの第一歩も人的資本の質を高めるところから始まると考えています。
そのため、勤勉で意欲的な社員に対する投資を惜しまない企業でありたいと同時に、十分な投資をしてあげられるだけの収益を上げられる強固な体質を作っていく必要があると考えています。
人的資本という考えは財務諸表のどこにも出てこず、見えないものではありますが、古くは「星の王子様」においても「大切なものは目には見えない」ということも言われていますし、最近では、従業員インパクト会計という考え方で企業の見えない価値をしっかりと把握し認めていこうという動きもあるようです。
まとめ
会社の名前の由来、および意味をご説明させて頂きましたが、少しでもフォー・エストのビジネスに取り組む姿勢・理念をお伝えできれば幸いです。
言うは易く行うは難しとは言いますが、この理念が形がい化しないように皆様からの叱咤激励、ご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。